« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »

2007年12月

2007/12/27

右小指で後退を

(前回からの続き)

右小指の位置の、コロンやアスタリスクが刻印してあるキー(以下"コロンキー")を後退キーとして使おうというのが今回のテーマです。

最初に考えたのが、コロンキー(48番キー)と右Windowsキー(116番キー)を入れ換えたあとにAnthyのキーバインド設定でSuper_Rキー(右Windowsキーのこと)に「バックスペース」を割り当てようというもの。
キーの入れ換えは例によって簡単にできたのですが、どういうわけかAnthyで「バックスペース」機能を割り当てても有効になりません。ちなみにデフォルトで「Control+h」が「バックスペース」に割り当てられているのですが、それを押してもやはり後退しないです。

20071227

いろいろやってみたところ、どうやらこのキーバインドの「バックスペース」というのは、未変換の状態のときに限り機能するもののようです。これではちょっと目的にかなわない…。

次に考えたのが、本物のBack Spaceキー(22番キー)とコロンキーを入れ換えてしまおうというものですが、やってみるとつい普段このキーボードを使うときの癖が出て、後退するときにBack Spaceキーを押してしまい、余計なコロンを入力してしまったりするのでした。
理想をいえば、コロンキーとBack Spaceキーの両方に後退機能を割り当てたいのですが、複数のキーに同一の機能を割り当てるやりかたがわからず立往生。

結局最後に思い付いたのが、Back Spaceキーとコロンキーと右Windowsキーをひとつずつずらしていくというもの。
usr/share/X11/xkb/keycodes/xfree86の具体的な改変は以下のとおりです。

<BKSP> =  48;


<AC11> =  116;


<RWIN> = 22;

これで、コロンキーに後退機能が、右Windowsキーに":"や"*"などの入力機能が割り当てられたわけです。Back SpaceキーはSuper_Rになっているので、Linux上ではなんの機能もありません。(たぶん)
これで、後退させようとしてうっかりBack Spaceキーを押しても何も起こらない、と。
CSSなんかでコロンを多用するときは違和感ありそうだけど、まあそのときはそのときとしましょう。

もともとmyPdiscの使い勝手について書くつもりだったのに、親指シフト設定のおさらいになってしまいました。
そのうち、このディスクでもって別のPCを使ってみようかと思います。

関係ないけど、先日テレビでやっていた「マルサの女」の国税庁のオフィス場面で、デスクに置いてあったワープロのキーボードが親指シフトだったのにちょっとびっくり。ちなみにモニタには「OASYS」と書いてありました。
本当に国税庁で採用されていたのか、たまたま使っただけの小道具なのか。

【追記】2008年11月現在、このファイルを書き換えてもキーコードは変わりません。(101日本語キーボードなどの場合)
詳しくは「キーコード設定は何処に」を参照してください。

| | コメント (4)

2007/12/23

myPdiscを使ってみる

さっそくDVD-RAMを買ってmyPdiscを試してみました。
我が家でDVD-RAMドライブのあるマシンといえばWindowsの入っているメインマシンのみなので、ディスク作成にはこれを使います。
2年ほど前に購入したスーパーマルチドライブ、当時2万円ぐらいしたのに結局CD-RとDVD-Rぐらいしか焼いたことがなくてもったいないと思っていたのですが、ようやくここにいたってDVD-RAM機能が日の目を見ることに。
付録として収録されているのはUbuntu版とKNOPPIX版とSLAX版の3つで、今回はライブディスクとして洗練されていそうなKNOPPIX版を選択しときました。

途中、ドライバのパケットライト機能がイメージファイルを焼くのを邪魔してくれたりもしたけれど、おおむね簡単にディスクは完成。できたディスクを入れて 再起動すると、例のKNOPPIXのカラフルな起動画面が出てきて、衛星写真に「TRIAL VERSION」と大書きされた壁紙が現れます。
試しにSCIM-Anthyで大まかに親指シフト設定をして再起動。ログアウト前に「変更したデータを保存しますか?」と聞かれるので「保存して終了」をクリック。ディスクへの書き込みはそれから行われるので、終了するまでの時間は少々長いです。
再起動後、ちゃんと設定は保存されてました。よしよし、この調子で細かいところまで設定してしまおうじゃないの。

Windowsマシンについているのは、前にも書いた109配列のB割れキーボードです。
左親指の位置に来るのは無変換キーではなく空白キーなので、まずは「SCIM入力メソッド設定」→「Anthy」→「かな入力」で、「左親指シフトキー」を「space」に変更。それにともなって「キーバインド」にも大幅な変更が必要になります。
「ひらがなモード」と「ひらがな変換」にspaceキーを割り当て、デフォルトでspaceキーに割り当てられていた「空白を挿入」などの機能は極力無変換キーなどに直す。
更に、Caps Lockの項で書いたようにCaps Lockキーと左Windowsキーを入れ替えてから、キーバインド設定でSuper_Lキー(実際には「Caps Lock」と刻印されてるキー)を「英数モード」に割り当てます。
これで大体いいはずだよね…と思って文字を打ってみると、なんだか違和感が。そうだ、右小指に後退機能を割り当ててなかったんだっけ。
普段Linuxを使っているノートは親指シフト配列キーボードで、最初から右小指に後退キーが配置されていたので全然意識してませんでした。
まあ、Caps Lockキーのときと同じでキーコードをいじればいいんだよね…と思いきや、なんだかBackSpace設定がうまくいかない…??

(続く)

| | コメント (0)

2007/12/18

myPdisc

書店にいったら、「Linux100%(vol.2)」というのが出ていました。 前に紹介した「Linux100%」の第二弾ですね。
本家(?)の「Windows100%」でも毎号Linuxコーナーを設けてあったりするところを見ると、この企画なかなか好評のようです。
書店の同じ場所には「Ubuntu 7.10ではじめるデスクトップLinux」というムックもあって、やはり同じような判型の初心者向け解説書なんだけど、こちらはなんだか買う気がしない。決してわかりにくいわけじゃなく、むしろ親切な作りだし、Ubuntuを実用品として使うつもりなら絶対いいと思うけど、なんだかつまらないというか…。
結局自分は、Linuxに限らずパソコンというものをゲーム感覚でしかとらえていないんだなあ。 だもんだからつい、攻略本的に面白そうなものを選んでしまう傾向にあるみたいです。
ゲームソフトを楽しむという意味じゃなくて、パソコンをいじること自体がゲーム。

それはさておき、今号のLinux100%の付録で興味深かったのが「myPdisc」というソフトの体験版。
要はDVDからブートするライブディスクなんですが、メディアとしてDVD-RAMを使用。体験版だと128MBのユーザー領域がDVD-RAM内に割り 当てられていて(製品版なら3GB)、ユーザーが作成したファイルや設定などを書き込めるようになっているというものです。
付録としてついていたのは、Ubuntu版、KNOPPIX版、SLAX版の3つ。
これの何がすごいって、DVD-RAM一枚で親指シフト環境が持ち歩けるのですよ。
もっともDVD-RAMドライブつきのPCでなければそもそもの設定ができないわけですが(一部のDVD+RWドライブでは可能)、一度設定などを書き込んでしまえばDVD-ROMドライブしかないPCでも環境を読み込むことはできます。
SCIM-Anthyで「親指シフト入力方式」を選択するだけでなく、右小指にバックスペースキーを割り当てるとか左小指に英数モード切り換えキーを割り当てるなどのキーカスタマイズをほどこしている親指シフトユーザーは多いはず。
そうしたカスタマイズ済の環境ごと出先のPCで使えるというのは、なにかと便利そうです。

しかし考えてみればUSBフラッシュメモリを使ってもそういうことはできるのかな。
ユーザー領域を2〜3GB程度とろうとした場合のコストを考えると大体こんな感じ?

・KNOPPIXなどの設定をUSBメモリに保存して併用する。
利点…多くのPCで扱える。
欠点…ライブディスクとUSBメモリを常にワンセットで持ち歩かなければならない。
コスト…中(CD-Rディスク+2GBのUSBメモリ=3000円ぐらい)

・ USBメモリからブートする。
利点…USBメモリだけで起動も保存もできる。
欠点…USBメモリからOSを起動できないPCだと何もできない。
コスト…高(4GBのUSBメモリ=6000円ぐらい)

・DVD-RAMからブートする。
利点…DVD-RAMだけで起動も保存もできる。
欠点…DVD-RAMドライブのないPCでは保存ができず、DVD-ROMドライブのないPCでは起動もできない。
コスト…低(ダウンロード版ソフト+DVD-RAMディスク=2500円ぐらい)

どれも一長一短ありそうです。
myPdisc体験版を使ってみた感じはまた次回。

| | コメント (0)

2007/12/10

プログラムランチャその2

前回からの続き。
gDeskletsのインストールもSynapticで簡単にできます。
メニューからgDeskletsを選んで実行するとアプレットの選択画面が現れるので、「Toolbar/Launchers」 というカテゴリから「Starter Bar」をダブルクリック。薄黒い感じのバーが表示されるので、右クリックして「New Starter」からコマンドやアイコンを設定すれば完成です。

20071210

ポインタを当てるとアイコンがぶわっと拡大されてかっこいい。ベクタ処理されているのか拡大してもきれいな画像だし、クリックすると起動するまでの間アイコンがぴょんぴょん飛び跳ねるエフェクトまでついていて面白いです。
gDeskletsを自動開始アプリケーションに登録しておけばなお便利。
良いことづくめのような気もしたけれど、使っているとこれものすごく重い。 アイコンを触っただけで、CPU負荷が跳ね上がります。
あと、デスクトップの最背面に置かれているというのもちょっと不便。ウィンドウを最大化してたりすると、一度縮めなければStarter Barが見えません。
普段は非表示か最背面にあったとしても、必要なときには最前面に表示されるようなやつがいいんだけどな…。

そんなことしてるうちに見つけ出したのが、もとからついてるXfceのパネルの「クイックランチャー」というアイテム。
「ランチャー」というのは前から使っていたのだけど、原則として一列しか表示できません。

20071210_2(←こういうやつ)

でも、クイックランチャなら複数行にわたってアイコンを配置できるし、普段はパネルを隠すようにしておけばデスクトップの邪魔にもほとんどならない。必要なときはポインタを当てるだけですぐに最前面に表示されます。CPU負荷も低く、個人の好みの問題もあろうかと思うけど、ほとんど申し分ないです。
てか、最初から気づいていればこんな遠回りしなかった…

20071210_3
↑パネルマネージャーで、
幅128px、位置固定、通常幅、自動的に隠すよう設定。

20071210_4
ちなみに、gDeskletsのほうは日めくりカレンダーを配置してみました。
←日本語表示も可能で、ちょっといい感じ。

| | コメント (2)

2007/12/05

プログラムランチャ

よく使うアプリや「Applications」から開けないアプリはデスクトップにランチャを作っていたのですが、もともとせまい画面にいくつもランチャ アイコンを置いたせいで見た目がごちゃごちゃしてきました。おまけにどういうわけだかたびたびアイコンの位置が勝手に変わってたりして使いにくさ倍増。
この際、起動したいプログラムを整理しておけるプログラムランチャソフトを導入してデスクトップをすっきりさせたいです。

検索して評判がよさそうだったのが「katapult」というKDEデスクトップ用のランチャ。さっそくSynapticからインストールしてみたもの の、説明にあるように「Alt+Space」で起動させようと思ってもうまくいきません。このキーの組み合わせに何か別のコマンドが割り当てられているよ うなのですが、キーボードショートカット設定を見ても外しかたがわからず、結局「Applications」→「アクセサリー」から起動しました。しか し、ランチャの起動に手間をかけるってのも本末転倒ではあるな…
起動すると、ゴムで石なんかを飛ばす子供用のパチンコの画像が出てきます。さて、これからどうすればいいんだろうとあちこちクリックしてみても何も起こりません。今度はキーボードを叩いてみたら、やっと意味がわかりました。下図はキーボードで「a」と入力したもの。

katapalt

つまり、起動コマンドの最初の(あるいは途中の)文字をキーボード入力すると検索してくれるソフトなんですね。この状態でEnterキーを押せばautomatixが起動できるというわけ。
理屈はわかったけれど、これって目的のアプリの起動コマンドがちゃんと頭に入っている人でないと使いこなせないわけですよね…。私にはちょっと無理っぽ い。それに、この前インストールしたNetscape Navigatorのように任意のフォルダにインストールしてしまって「usr/bin」とかにないものは直接起動できないようです。
というわけで、katapultはボツ。

次に入れてみたのが「kooldock」というアイコン操作のランチャ。
こ れもSynapticからインストールし、「Applications」→「プログラムの実行」で「kooldock」と入力してマウスを画面下のほうに もっていくと、伸びたり縮んだりするアイコン群が現れました。おお、これいいじゃんと思ったものの、初期設定で入っている項目はどれもKDE用アプリとお ぼしきものばかりで、クリックしてもなにも起動しません。これじゃ仕方がないのでとりあえず項目を全部削除したら、金輪際表示されなくなってしまいましたとさ。
再インストールしても出てこないし、自分のホームディレクトリ以下にある「/.kde/share/apps/kooldock/menu」にも何もないみたいなんで、これもあっさり諦めました。

次に入れてみたのが、gDeskletsというデスクトップアプレット。ランチャだけでなく、時計だとかカレンダーだとかシステムモニタだとかのいろんな ツールが入っていて、好きなものを選んでデスクトップに置いておけるというやつです。Yahoo!とかで配布しているウィジェットの同類ですね。

長くなってきたので次回に続く…。

| | コメント (0)

« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »