標準化
今日(7月16日)の毎日新聞朝刊に「標準化への疑問」というコラムが載ってました。
なんでも、効率とセキュリティ上の理由から毎日新聞社内での個人所有パソコン使用が禁止され、会社貸与のものに置き換えられてしまったため、親指シフターが泣いているとのこと。
キーボードの持ち込みやエミュレータのインストールも禁止されてるのかまでは書いてないけど、それよりこの記事で「うん、そうだそうだ」と同意してくれる人がどのぐらいいるのか疑問に思った。
だって、個人的にこの手の愚痴をこぼすたびに「多数派」からは「それはわがままってもの」「こだわりウゼー」みたいなこと言われるのが常だったから…
ましてやこの記事中での親指シフトキーボードの説明といえば「素早い日本語入力が可能」というだけです。(スペースの関係上、それ以上の説明は無理だけど)
このコラムの本筋は「標準化を進める中で失われていくもの」について考えるというものなんだけど、もし会社から「これからは親指シフト入力を標準とするので全員練習するように」とのお達しがあったら、この記者喜んじゃいそうな気がするのは邪推かしら。
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コメント
はじめまして、「親指シフトウォッチ」というブログをやっているものです。トラックバックができないので、コメントにて失礼します。
http://thumb-shift.txt-nifty.com/contents/2007/07/re_linux_diary_812f.html
で、こちらの記事を引用させていただきました。よろしかったらご覧下さい。
また、Linuxでの親指シフトに関しては別のブログ「親指シフト on Linux」というのをやっています。
http://thumb-shift-on-linux.seesaa.net/
こちらもよろしかったらご覧下さい。
親指シフトの道はなかなか険しいものがありますが、あきらめずに使い続けることが大事と思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2007/07/17 22:42
杉田伸樹(ぎっちょん)さん、こんにちは。
親指シフトブックマークなどでいつもお世話になっております。
入力方法なんてものが効率性やセキュリティ性とカチ合ってしまうというのも
考えてみれば窮屈な話ですね。
MS-IMEがSCIM-Anthyみたいに、ポチッとワンクリックで
親指シフト入力にできたりしたら…とか夢想してしまいます。
投稿: まる89 | 2007/07/18 22:20
>親指シフトブックマークなどでいつもお世話になっております。
ご愛用感謝します(笑)。
>MS-IMEがSCIM-Anthyみたいに、ポチッとワンクリックで
>親指シフト入力にできたりしたら…とか夢想してしまいます。
「夢想」ではなく、本当になったらいいと思うんですけどね。一時、まじに署名運動でも起こしてMS-IMEに親指シフトエミュレーションを標準で実装するように働きかけようかと思ったこともあります。口説き文句としては「これでATOKもJapanistもつぶせますよ」(笑)とかね。
いろんな仕様を取り込むことは、もちろんそのサポートなどを考えればコストがかかることは分かるんですが、親指シフトを取り入れることが企業戦略上そんなにマイナスかというと、そんなことはないと言えるんじゃないかと思っています。「日本語入力を良くする」というのは、企業戦略としても社会的にも受け入れられることだと思います。
私が理解できないのはATOKがあんなに日本語を入力することの重要性を強調しているにもかかわらず、親指シフトのことを全く考慮しない、触れようともしないことです。
SCIM-Anthyがすごいのは、とにかく「標準で親指シフトが実現できる」ということの意味をはっきり示したことで、親指シフトユーザーは感謝して感謝しすぎることもありません。
考えてみれば、日本語ワープロ専用機の頃は、OASYSに限ってみれば、親指シフトはJISに比べて追加コストゼロで導入できた(場合によっては親指シフトしかなかった)訳だから、SCIM-Anthyはそれに近いところまで来ている訳です。後は専用キーボードがもっと種類が増えてやすくなればいいのですが、まあそれは次の課題ということで。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2007/07/19 21:39